ゲーム業界にいる30代男が激しくおすすめしたいSFゲーム

  • 2020年3月23日
  • 2020年3月23日
  • ゲーム

初めまして、KASUMIです。

現在30代後半で、ゲーム会社に勤務しています。

趣味はゲームやダーツ、ドラムなど多趣味でどれに一番ハマっているのかと聞かれるとちょっと返答に困りますが、現在は外では専らダーツをやって、自宅ではゲームをするために引き籠る生活をしています。

オススメの紹介

今回オススメしたい物はSFゲームとなります。

SFゲームと一言で言っても「地球防衛軍」「ファイナルファンタジー(7以降)」「スターウォーズ」など数多く存在しますが、以下に焦点を当てて、総合的にオススメしたいシリーズのゲームとナンバリングタイトルをランキングにしてみました。

・宇宙を移動すること

・宇宙船でワープを表現していること

・異星人が登場していること

・RPGであること

・人間模様が濃厚に描かれていること

・ゴリゴリのSFではなく、アニメタッチで女性にも親しめること

これを総合した結果、「スターオーシャン」シリーズが該当します。

こんな人にオススメ

このゲームは特に10代の男性と、30代以上の男性にやってほしい作品になっています。

というのも、一部のナンバリングは10代の時に純粋にプレーした時と30代になり、社会人として色々な経験をした人がプレーした時にゲームの内容について分析が異なるからです。

おすすめの理由

レビューの一例として酷評されていた内容で「所詮MMOの話だったか」というのがあります。

ネタバレをすると、スターオーシャン3 Till The End of Timeでゲームの中の世界はMMOの世界だったということが明言されています。

この時、若い世代は「所詮MMOの話だったのか」や「こんなもの暴露されたら感情移入できない」という評価を下しました。

一方で30代の私はそれを自分に置き換えて、「今自分が生きている世界は本物なのだろうか。自分も実はAIの一人じゃないのか。自分の意志は自分の意志なのか。」などやや哲学的に考えさせられました。

(理系大学の学生だった頃から少々変な考えがあり、「人間の全ては1と0で表せないだろうか」と考えるような学生がそのまま大人になったというのも関係ありそうですが)

元々このゲームと出会うきっかけは、約20年前まで遡ります。

当時ゲームに対して高い期待を持っていたというのがあり、その理想を叶えてくれるゲームが存在せずに悩んでいました。

グラフィックはSF調で凄く、ストーリーは壮大で、キャラクターはイケメンや美女・美少女、それでいてRPG、尚且つターン性ではなくプレイヤーがちゃんと操作できるゲーム。

そんな中、偶然立ち寄った中古ゲーム屋でこのスターオーシャンセカンドストーリー(現在はリメイクされスターオーシャンセカンドエボリューション)に出会いました。

実際にプレーしてみると、いきなりワープの話が出て着たり、バトルはターン性ではなくアクション要素があり、尚且つダブルヒーロー(主人公が二人)という斬新なアイディアに惹かれてしまったのです。

そして、異星人と出会い、仲間になったり敵同士になったりするストーリーに心を打たれてしまい、すっかりスターオーシャンシリーズの虜になってしまいました。

その後、リリースされた全作品(携帯アプリも含め)を購入し全て複数周プレーしています。

そんな私が、スターオーシャンシリーズの独断ランキングとオススメポイントを記載します(ディレクターズカットやブルースフィアなどのスピンオフは含みません)。

第5位:スターオーシャン5-Integrity and Faithlessness-

スターオーシャンは全シリーズに於いて主人公は地球人でした。

ストーリーも宇宙から始まったり高度文明から始まるのですが、今作では主人公は未開惑星という地球でいうなら中世の文明レベルの星で生まれ育っています。

今まで仲間になった未開惑星の住人が宇宙船に乗ったときの驚きや感想を見事に表現しています。

今作のもう一つの売りはシームレスバトルシステムと言って、そのまま敵とエンカウントしたら視点もそのままでバトル状態になり、バトル終了後も態々リザルト画面を個別に表示するのではなく、そのまま移動が出来るというエンカウント時のロードによるストレスを低減しました。

しかし、正直なところ今作はシリーズの中で最も期待外れの作品になっています。

スターオーシャンの一番の見どころは宇宙船であったり、ワープであったりSF要素を楽しむゲームになりますが、そういった要素は物語の最終盤まで出ずに、ずっと単一の惑星で物語が進行していたので、本来のスターオーシャンの良さが出し切れていなかったと言わざるを得ません。

第4位:スターオーシャン1 First Departure

オリジナルのスーパーファミコン版はやったことはないですが、リメイクされたFirst Departureをやりました。

ストーリーも壮大で、バトルシステムなどもアクション性を出しており、PSPリメイク版ではこれくらい表現できることは知っていましたが、これをスーパーファミコンで出していることに衝撃を受けました。

スターオーシャンシリーズは必ず時系列になっているわけではありませんが、全シリーズやっていると親戚(子孫)や親子といった概念が出てきて、本作に出てくるキャラクターはスターオーシャンセカンドストーリーの主人公の父親であったり、ワープ技術を確立した人の子孫であることが分かります。

この作品をこの位置づけにするのは物凄く迷ったのですが、今作ではなくセカンドストーリーで今作のキャラクターが死亡してしまうため、「ここでは元気で若いのに」と寂しい気持ちになりました。

もう少し今までのメインキャラについては待遇をよくしてほしかったという本音があります。

第3位:スターオーシャン3 Till the End of Time

プレイヤーの中ではシリーズで一番の駄作と酷評を受けていましたが、実はこのゲームの細かいところを見ると物凄い凝っているというのが分かります。

冒頭でも述べたように、スターオーシャンの世界はMMOだというのがこの作品で分かってしまいますが、そこに着目するのではなく、主人公(世界観でいうなら所謂AI)が創造主に対して反逆を起こすといった内容はここ最近話題になるAIによる反逆であったり、AIが人類を滅ぼす発言をしたことが話題になっていますがその元祖と言えないでしょうか。SiriやOK GoogleなどAIが出てきて人との会話から最適なナビゲーションをする10年以上前にゲームで表現されていました。

また、物語終盤になるとオーパーツの扱いであったり、とある敵キャラは時間の流れを遅くするなどIT業界やゲーム業界あるある的なネタも組み込まれていました。

ただ、IT業界やゲーム業界にいる人にしか分からないようなネタであったり、物理現象などを細かい説明なしにそのまま使っていたので、「結局この技術は何が凄いの?」となるプレイヤーも数多くいました。

第2位:スターオーシャン 4 The Last Hope

これは私の中ではかなりの名作となっています。

なぜ宇宙開発を進めたのかなどスターオーシャンシリーズの根源が表現されています。

スターオーシャンシリーズの時系列でいうと地球は人間が住める星ではなくなってしまいます。

その原因やどのように宇宙開発を進めていったのか、その結果その後の時代(他のスターオーシャンンシリーズ)の技術にどのような影響を与えたのかがよくわかります。

また他のシリーズでは主人公は割と強い芯を持っていましたが、今作の主人公は内面に弱い部分があったり、それぞれのキャラクターにも闇がったりなど人間味溢れる作品になっています。

ストーリー中盤ではかなり憂鬱になるシーンが描写されていますが、それも含めて今作で起きる事象が全ての根底にあるというのが見て取れます。

第1位:スターオーシャン2 Second Story

私に衝撃を与えた作品になります。

2名の主人公が織りなすストーリーを完全に理解するためには2周プレーが必要になっています。

それぞれ独自の視点でストーリーが描かれており、あのボリュームをディスク2枚組とは言え、初期のPlayStationのソフトとして発売したことは物凄い事です。

惑星としては3つしか舞台になっていませんが、宇宙戦によるバトル、ワープ技術、星の消滅、エネルギーを利用した高度科学技術などそれまでにないSF作品になっています。

またストーリー進行上、仲間にするための条件が設定されていたり、ストーリー後半に出てくるアミューズメントの部分が物凄く充実してたり、ゲーム本編のみならず寄り道も楽しめる作品になっています。

番外編:スターオーシャン アムネシス

スマホアプリとしてリリースされたスターオーシャンのソシャゲですが、こちらは大変残念です。

スターオーシャンシリーズのいい部分が全く出ていません。

ストーリーも壮大でなければ、付け焼刃的にシナリオを追加したのが分かります。

私が愛するスターオーシャンシリーズを出来れば騙ってほしくない作品になっています。

唯一評価できるのはバトルシステムを踏襲しているということでしょうか。

最後に

最後に、スターオーシャンシリーズを通して、このご時世皆様にご理解頂きたいのは、スターオーシャンシリーズは色々な人種であったり、仲間や敵が出てきます。

その中でぶつかり合ったり、戦ったりなどはありますが、絶対表現されていない物があります。

それは差別です。

スターオーシャンシリーズでは種族による差別は全く表現されていません。

東京は2020年にオリンピックが開催され、ますますグローバル化が進みます。

それに伴い偏見や差別は憎しみしか生み出しません

スターオーシャンはどんな人種であれ、仲間になれば仲間です。一部では離脱するなどの例外はありますが、それでも最終的には仲間と認識されます。

色々な人種が手を取り合うことで困難に立ち向かってきたこの作品みたいに、人間も人種や宗教といった壁を乗り越えて、より良い世界を作らなくてはいけません。

スターオーシャン4みたいに、人間が住めない星にしてしまってはいけません。

地球や自然、人を破壊するのが人なら、それを救うのもまた人なのです。

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